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「アナスタシア・響き渡るシベリア杉」18

2019.04.12.22:41

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朝よ!おはよう。


アナスタシアは朝の日課を、人々がダーチャの庭で行えるようにアレンジしてくれた。
「朝はできれば日の出とともに起きて、裸足で庭に出て、自分の気が向く植物のところに行く。
その植物に触ってみるのもいい。でも、儀式のように毎日義務的にするのではなく、感ずるままに願うままに、その時の気持ちに従うのがいい。大事なのは、これを、洗顔やシャワーより前にすること。そうすることで、植物はあなたの匂いを嗅ぐことができる。あなたが眠っている間に、皮膚の毛穴から出ていた物質の匂いよ。そのあと暖かい時は、庭に草の生えた一面があれば、ぜひあって欲しいけど、そこに横になり、3〜4分思い切り身体を伸ばす。この時昆虫があなたの身体の上を這い回っても追い払わないで。多くの昆虫は、人体の毛穴を開き、洗浄してくれる。普通は毒素が排出される毛穴を開けて、毒素を出しやすくしてくれる。毒素は体内のあらゆる病を皮膚の表面に運んで、人体から追い出す働きをする。
もし池があれば、そこに飛び込むといいのだけれど、なければ頭から水をかぶると良い。水をかぶる場所は、植物や苗床からあまり離れていないところ、一番良いのは、苗床と苗床の間。そこに裸足で立つ。例えば今日はラズベリーのそば、明日はスグリのそばという風に、立つ場所を変えても良い。水をかぶったあとすぐに乾かしてはダメよ。周りの植物にシャワーを浴びせるように、まず手を振って水滴をかける。それから身体にかかっている水滴を、手ですくうようにしてまた振りかける。そのあとで、いつも通りに洗面、入浴などをすれば良い。」

日の終わりに

夜は寝る前に、山ホウレンソウかイラクサの汁、あるいはその両方を混ぜたものを2〜3滴垂らした水で足を洗う。石鹸やシャンプーは使わないで。足を洗った後の水を苗床に注ぐ。そのあとで必要なら、足を石鹸で洗っても良い。夜の日課は二つの意味で重要なの。足から出る汁を通して毒素が流れ出て、体内の器官から病を取り除く。だからその毛穴はしっかり洗浄しないといけない。山ホウレンソウとイラクサの汁はとても良い。それから足を洗った後の水を庭の苗床に振りかけることで、その日のあなたに関する補足情報を、微生物や植物に与えることができる。これもとても重要。この情報を得てはじめて、あなたの周りの見える世界も見えない世界も、あなたの体組織が正常に機能するために必要なものすべてを、宇宙と地球から取り出して、生み出すことができる。

何をいつ食べるべきかは身体が知っている

私は食事について彼女が何を語るか、非常に興味があった。
何と言っても、彼女の食生活は普通ではなかったからだ。
「アナスタシア、人間はどんな風に栄養を摂取して自分を養って行くべきか、つまり、何をいつ食べるべきか、1日に何回程度、どれくらいの量を食べるべきか、それについての君の考えを聞かせて欲しい。我々の世界では、この問題への関心は非常に高くて、健康食のレシピやダイエットのためのアドバイスなどを含めて、膨大な数の雑誌やら本やら、あらゆる種類の情報が溢れているんだ。」
「技術優先の世界の環境では、いまとは違う人間の暮らし方をイメージするのはとても難しい。闇の勢力は、人間に初めから与えれていたこの世界の自然の仕組みを、自分たちの厄介で、人間の性質とは矛盾する人工システムに置き換えようと、絶え間無く動いている。」
私はアナスタシアに、彼女の哲学的思考や主観を入れずに、もっとわかりやすく話して欲しいと頼み、彼女は頷いて話を続けた。
「人は何をいつ、どのくらい食べるべきかというあなたの質問には、個人の体組織、つまりその人の身体が最適の答えを出すはず。空腹や渇きは、人が食べ物を必要とするときに出される信号として、一人一人に与えられている。空腹を感ずるときが、その人にとって食べるべき最適のとき。でも技術優先の世界では、ある人が食べ物を欲したからと言って、すぐに空腹や乾きを満たす機会を与えたりせず、個人を無力なものとして、全てを鋳型にはめ込んで行く。それなりの理由で正当化しながら。
考えてみて。Aさんは半日間、ほとんどエネルギーを消費することなく、椅子に座っていて、Bさんは肉体労働あるいはランニングして、たくさん汗をかいて、Aさんの10倍以上のエネルギーを消費したとする。それでも、AさんとBさんは同じ時間帯に食事をするでしょう。
人は自分の体が、信号を送ってきたときに食事をすべきで、自分の体以外にそれを的確に教えるものはない。あなた方の世界では、ほとんど実行不可能だというのはわかる。だけど、ダーチャの庭にいたら、それは可能でしょ。そういう人たちは、不自然で、人工的な食事のガイドラインなど忘れて、恵まれた立場を活用すべきだと思う。
それから人は、何を食べるべきかという質問に対しても、同じことが言える。答えは、その瞬間に与えられているものを食べる、ということ。必要なものを体が選ぶの。普通と違うことだけど、ひとつ教えるわ。あなたの住まいの近くに動物(犬とか猫)がいたら、よく観察して。時々、たくさん生えている草の中から、あるハーブをピックアップして食べているはずだから。そのハーブを3〜4本取って、あなたの食べ物に加えるの。毎日やる必要はないわ。1週間に1回か2回で十分。
自分で収穫した穀物を、すりつぶして粉に挽いて、その粉でパンを焼く。これはとても重要なこと。このパンを年に1回か2回食べるだけで、その人にはエネルギーがしっかりと蓄えられるし、内なる精神力を活性化する能力も与えられる。このパンには、その人の身体の状態を良い方向へと整え、精神を落ち着かせる働きがある。これを親戚とか、あなたに一番近い人々にあげることもできるし、あなたが真心込めてプレゼントすれば、彼らにもとても有益なものをもたらす。
少なくとも夏の間に一度、3日間、庭にあるものだけを食べて過ごすと、とても健康に良い。それにパンとひまわりのオイル、塩をほんの少し。」
アナスタシアが自分の体に栄養を与え、命を維持するプロセスは、自然に委ねられていて、彼女が自分で考えることはなかった。
彼女の思いは別のことで占められているからだ。
いっぽうで彼女が健康であることは、その並外れた美しさの欠かせない要素だった。
アナスタシアによれば、自分の庭にある土や植物と交流して、その関係を確立している人は、あらゆる病気を自分の体から追い出すことができるらしい。
彼女は言った。
そもそも病気とは、健康を守り生命を維持するべく組み立てられた自然の仕組みから、人間が離反した結果として生まれてくるものなのだと。
自然の仕組みにとっては、どんな病気との戦いも問題ではない。
なぜなら、自然の仕組み自体がその目的で存在してるからだと。
そして、自然界の一部である小さな庭で、情報交換をする人たちにもたらされる恵みは、病気の克服にとどまらず、それをはるかに超えた素晴らしいものなのだと。


続く→




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