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53・宇宙人との対話・グレタウッドリュー

2019.11.07.00:39

グレタ

1ヶ月後、デイックと私は、シグルビョルグが「音楽を聞いた」と知らせる彼女の母親のクリスマスカードを受け取り、喜びのあまり、また涙を流した。
生憎なことに、1978年4月になって私たちは、「スプーンが効かなくなった」という母親からの手紙をもらった。
そこでスプーンを送り返すように知らせたが、(彼女は送り返してくれた)、デイックにそばに立っていてもらって、神経質な友人に特別の治療をし終わると、またスプーンが、今度は金属が曲がるなど、ちっとも信じていない友人の手の中で曲がったのである。
私たちはこれをアイスランドに送り返したが、まだ結果を知らせる返事をもらっていない。
私はよくシグルビョルグのことを思い出しては、うまくいってくれるようにと期待している。
アイスランドで新分野物理学会議に出席していた時にも、また予定外の行動をしていた時にも、私はひどく喉が渇いた。
そこで水をがぶ飲みしたのだけれども、乾きは一向に癒える様子はなかった。
時には喉がカラカラに乾いて、文字通り声も出なくなったほどだった。
でも全く奇妙なことに、この水は普段のように尿として排泄されなかった。
タウリはこれを次のように説明してくれた。

彼女の身体には、これを吸収して体外に出すってことがないのよ。
あなたはエネルギーの場、本当のエネルギーがわかっていないのよ。
喉が乾いて大量の水を飲み、これを体内に取り込んでいるのは、彼女の身体が水分を必要としているからなの。
彼女に水をどんどん取らせるようにしなくちゃいけないわ。
コーヒーはダメよ。
水、それも純粋な水ね、雨水よ。
金属曲げのようなことでチャンネルを使うと、私たちは、彼女の体内にある物の一部を使用するの。
それでその大切なものっていうのが、水分なのよ。
そんなわけでね、彼女は液体を飲みこんだけれど、身体器官をめぐることもないのね。
なぜって、水が基本になっている彼女の身体は、水の補充を必要としているからなのよ。
こうしたことで、自然が間違いを犯すなんてことはないのよ。

アイスランドをたつ前の数時間は、色々な仕事で慌ただしく過ぎてしまった。
テレビのトップニュースで放映されたために、行く先々で人々は私に気がつき、デイックも私も質問攻めにあった。
嘲笑するものは誰一人としていなかった。
アイスランドの人たちは、あの現象について話をし、理解しようと心底望んでいたのだ。
私はアイスランドに定住して仕事を続けたらどうかとさえ、勧められた。
金属曲げの記事がアイスランドの新聞の第一面を飾る頃には、私たちはコネチカットの閑静な自宅に戻っていた。
私は全く喜んでいる。
「ダグブラディッド」紙は、第一面に、曲がったスプーンを持つ私の手と、そのそばのテーブルの上に置かれた2本の比較対照用のスプーンを写した写真を掲載したのである。
中面の記事は、インタビューを受けている私の別の写真が添えられていて、内容も正確で、とても積極的な取り上げ方をしていた。
アイスランドで一番読まれている「モルグンブラディド」紙はかなり意欲的で、2枚の写真と全ページを割いた記事が載せられていた。
「モルグンブラディド」紙は、立て続けにもう2本の記事を掲載した。
他のすべての記事と同様に、これもある主張が誇張されたり、私の言葉を誤って引いたりしていたが、(多分、これが新聞の平均的なところだろう)、全体として好意的で公正で、偏見は全くみられなかった。
アイスランドの1友人の手紙では、「この種の事件」にこれだけの反響があるとは、今までになかったことだったという。
私自身もこうした世評の的になったことは今までに一度もなくて、そのために、あの時はとても不愉快な思いをした。
私のことを「数十年前から有名な」としていたニュース番組が文字になった記事を読んだ時には、私は、実にきまりが悪かった。
沈黙していたというのが本当であって、有名というのは誤りである!
ソルスティン・グドゥヨンソンの発表した「アイスランドにおける先進的な超能力分野の創設」と題する論文で、この会議に対する貢献に触れている。
そもそも私たちをアイスランドまで引きつけることになったのが、この会議だったのである。

続く→

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